石川門

石川門と言ってもあの石川門ではなくて、
この石川門は石川県産酒米の新品種の名前です。

石川県農業総合研究センターでの試験栽培を経て、
昨年本格的に栽培し、秋に160俵を収穫をしました。

そのお米を使った始めての酒造りが先月白山市の吉田酒造店であり、
4月1日に「手取川 石川門 純米吟醸 生酒」が発売されました。

実は私、その酒造りの仕込み作業を手伝ってきたんです。
たった1日、朝7時から11時までの僅かな時間でしたけど
みっちり働いてきました。
なので言わば私が造ったお酒なのです。

上の写真はお米が2トン入る釜で、お米の状態を見ている手取川の山本杜氏です。
この釜でお米を蒸し、蒸し上がったお米を4トン仕込みのタンクへ移します。

まぁ、それが筆舌に尽くし難いほど大変でした。
蒸したお米が重くって重くって。
すくってもすくったも2トンなんてなかなか減らないし。

しみしみの雪を朝から晩まで雪かきしている感じ、、、
いや、違うわ。安部公房の「砂の女」の主人公ぐらいの大変さ。

酒造りの大変さを痛感した1日でした。
私も含め、杜氏さん、蔵人さんが一生懸命造った記念すべきお酒です。
是非一度飲んでみて下さい。




手取川 石川門 純米吟醸 生  720mL 1,750円
手取川 石川門 純米吟醸 生 1800mL 3,500円




、、、お酒に私の汗と涙が入っているかもしれませんが。

なんて書くと誰も買ってくれそうにないので釈明しときますが
頭にタオルほっかぶって帽子もかぶっていますから大丈夫です。  




                  @嫁