富山マラソン2016 – あるじのブログ

ちゃべちゃべと富山マラソンを走ってきました。。。そうです金沢マラソンからの2週連続フルマラソンです。これで今年のレースは全て終了です。
親が元気で店を任せて頻繁にレースに出かけれるのも今のうちかと思って今年は行けるレースは全部行っとこうと決めて大体ひと月に一本はレースを入れて最後の締めはこの富山マラソン2016でした。
そもそも金沢マラソンと富山マラソンは2週続きで開催日が決まっていたのですが、金沢は抽選に対して富山は先着順でエントリーできるんです。その両方にエントリーするという暴挙に出たのは大好きなマラソン仲間の津幡の鮨正くんからのお誘いです。富山は早めに手を挙げると必ず走れるけど金沢は抽選の結果落選することもある…じゃ一か八かの金沢だけに賭ける賭けるより保険に富山の権利を持っておこうという作戦です。
まぁ結果はお互いに金沢マラソンは当選。そこから約6ヶ月間はへなちょこランナーのぼくが2週続けてフルマラソンなんか走れるんか？って不安がずっと頭の中にありました。
そして金沢マラソンが終わってからは元々痛みがあった腰とふくらはぎのダメージMAXに加えて風邪をひいてテンション最低。レース前日のブログにも書きましたがDNS(スタート前の棄権）を考えていたぐらいで実は当日の朝までもう一人のオーザワがやめとけば？ってささやいていましたwだってこのレースを走らなくても誰にも文句を言われるわけでもなく、むしろ諸先輩がたからはお前に2週連続のマラソンは時期尚早とか身の丈にあった判断や！とか言われそうな話だったわけですから。
でもまぁ半ばどうでもいいわ的な思いを持ちながら当日金沢駅に行ったら切符売り場で参加すると思しきおばちゃんランナーから「今日頑張ろね〜」とか言われて、ちょこんな楽しみにしている参加者さんがたくさんおいでるがに自分のこのテンションの低さが激しく申し訳なく感じる。
会場に向かうまでにマラ友と次々会ってもたもたとしとるうちに、えぇ？今から本当にフルマラソン走るがけ…って不安を通り越した開き直りを感じる。
そしてスタート地点で所属ランニングチームメンバーが緊張感全く無しのお祭り騒ぎ！ちょこれなんなん？スタート前にこんな雰囲気はこれまで経験したことがない…楽しすぎるwうん、良い！

そしてスタート。気負いがないせいか走り出してしまえば中々いいがいぜw
確実に金沢マラソンの時より軽快に走れているオーザワ親分。勘違いかもしれんけどなんかこのレースが楽しい。

体調もいい。天気もいい。景色もいい。応援もいい。

そして鮨正くんが気遣ってくれてかサポートしてくれるように常にぼくの前後に走ってます。

珍しく35km過ぎまで足が攣ることなく順調に来れたのですがこの先に壁がありました。
ここに来てどデカイ壁です…足首に近いスネらへんに痛みがきて走れません。走れないというか足が前に出ません。
あと数キロになってやっぱりきたか？って感じです。

富山市街地に入ると沿道の応援も更に盛り上がる。足を引きずりながら歩くぼくのゼッケンを見て「大澤親分頑張れ〜」の声援の中歩いたり走ったりしながら進んでいると涙がこぼれてきました。足が痛いとかどこかが辛いとかじゃなくてとにかく泣けてきました…51歳のオサーンは一回泣き始めたら中々涙が止まりません。
今思えば、半年間抱えていた2週連続フルマラソンを走るという不安からもうすぐ解放される安堵感が脳が涙腺の栓をゆるめたんだと思います。